《号泣おとこ》
▼「号泣する男」が増えている。大試合に勝利しての嬉し涙や惜しくも勝ちを逃した悔し涙を流す男は珍しくないが、最近は女の子から「別れましょう」といわれたり、上司から「仕事ができていない」と注意を受けると突然、号泣するという。
▼「涙は女の武器」といわれてきたが、昨今は違うらしい。総じて女の子がしっかりしている。学校でも成績は女の方が概ね上だ。職場でもハツラツ、堂々と仕事を片づけていく。精神年齢も肉食女の方が高く草食男はおぼこくて幼稚に見える。「女史会…」が流行らしいが、実にたくましい。何もかも女が主張し、決定する。男に選択権なし。
▼日本の男がどうしてこんなに脆くひ弱になったのか。いろんな理由があろうが、ひとつは男を小バカにする風潮の広がりだ。昔は、存在だけで尊敬されたのに、このところ不潔とか変態とか軽蔑される傾向が過ぎる。
▼次は、母親の甘やかしだろう。子供を躾けない家庭が増えた。愛情を取り違えている。例えば、母親と(男の)子供が電車に乗っていて、席が空くとどちらが座るか。日本では、子供を座らせる。外国では当然、母に席を譲る。厳しさや鍛練なしで、ゆるゆるなのだ。
▼母親が男の子をかばい過ぎる。過剰な世話では、自立心が育たない。父親も友達感覚で男の掟などを教えないから我慢がない。
▼決定的な理由は、「兵役」がないことだ。自国の国防等およそ考えたことのない若者が多過ぎる。「女・子供を守る」のは男に生まれた責任だろうし、「国民の命・領土・財産を守ること」は、国民として当然の義務だろう。男は、集団で鍛練されて立派な雄にもなる。そもそも自国の安全を他国に委ねて平気、金もうけに専念するなど卑怯過ぎる。
▼韓国男がもてはやされ、女が追いかけるのは「軍兵役」で本来の勇猛さを錬磨している故か。昔から「女は磨き、男は鍛えよ」という。
《守るということ》
▼大国に生まれると自国だけでなく他国をも防衛する役割がつきまとう。現代では、アメリカがそうだ。世界各地で紛争に対処、統治する。いわば「世界の警察官」だ。体制維持やテロ撲滅そしてデモクラシーという価値観の守り抜くために各地で戦争をも辞さないのだが、他国へ送り出される兵士達の気持はどうか。「こんな地の果てで死ぬのか…」「せめて祖国の土を踏みたい」そんな時、戦いもしないでぬくぬくと経済的恩恵だけ貪っている仲間国がいると、「お前達の協力せよ…共に血を流せよ」といいたくなるだろう。
■以前のように何百人も乗客を人質にするハイジャック事件はないが、テロリストが潜んでいたり、パイロットの言動が異常だったりして乗客が協力して取り押さえるケースは今でも聞く。日本では何年も以前に、バスハイジャック事件があったが、犯人の若者が振りまわす刀に怖れて、乗客が後方の窓ガラスを割って逃亡。が、女・子供を守らずに、自分だけ逃げるとは卑怯、このうえないが、皆、競うように逃げたらしい。情けない日本?。
2012年05月15日
号泣 & 守り
posted by 純ちゃん at 15:56| Comment(0)
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2012年05月09日
砂漠のバラ & 女性の物欲
《砂漠のバラ…》
▼「アスマー、信じているわ。あなたの出番なのよ。ただちに戦闘をやめ、話し合いを!。自国民が何千人の殺されている。あなたの夫に言ってください。戦闘をすぐに中止するようにー。これができるのはあなたしかいないわ。夫、アサド大統領に停戦、平和の実現を頼んで下さい…」。
▼こんな呼びかけをする場面がテレビに映し出された。各国の外交官夫人とかで構成されている団体のメッセージだ。世界中で苦しむ人々に手を差し出すボランティア・グループは各種ある。確か、アサド大統領夫人のアスマーさんは、孤児院等の設立、維持に活躍していたが、シリア国内の紛争のため国際舞台から姿が消えていたのだ。
▼シリアの戦闘は様々な勢力が複雑に絡み、聞いても訳が分からなくなるが、多くの国民が政府軍に大量殺戮されている事実は、間違いない。国連軍もやっと派遣された。
▼もう内乱状態ともいえようが、無辜の民の被害を食い止めようと国際社会が援助をしているが、大統領夫人ならば、夫と話し合えるだろう。たとえ、アサド大統領が二代目で独裁主義で周囲の声を聞かなくても、夫人の直言には耳を傾けないか、と考えたのだ。
▼それだけでない。アスマーさんは、今まで国際社会で貧しく恵まれない人々(ことに被災地の子供達)のために、支援活動をリードしてきた人だから、勇気を出して訴えてくれないか。そんな希望を託したのだった…。
▼いうまでもなく、アスマーは、ファースト・ネーム。日本のアズマとは何の関係もない。英国人で夫が眼科医学生としてロンドン留学中い出会い結婚へ。女性や子供の人権のために活動、スピーチも少なくない。その美貌と知性が期待され「砂漠のバラ」といわれた。
▼そんな称賛を裏切るアスマーの沈黙…。デモに対する武力弾圧は容赦なく続いている。中東の平和は遠のく。そしてアスマーの声も。
《女性の物欲と女神》
▼どこの国でも女性の力は強い。表面的には男性がいかつく格好つけるが、大概、力関係はジワリと女が握っている。シリア大統領夫人の場合は、知らないが、アラブの春で自国から逃亡したチュニジアの大統領夫人は、贅沢をきわめ、中東のマリア・アントワネットといわれた。女はいったん、権力を握ると男以上に支配欲が苛烈になるらしい。物欲にも限りがなくなる。自分の身内の登用なんか、当然の如く権力の私物化や乱用に走る。
■そんな例は歴史上、枚挙に暇はないけれども、他方、国を救う女神のような女性も登場し、自らを犠牲にしても世のため、人のために尽す。私心なき女性もいるから、この落差に驚く。前者の例として、フィリピンのマルコス大統領夫人を想い出す。歌手から身を起こし、第一夫人になった人だが、靴やサンダルなどを二千ペアも集めていたとは…。ルーマニア独裁者夫人は、いろんなことを嘘で塗り固めていた。他方では、フランスのジャンヌ・ダルク。祖国の為に戦い、国を救ったのに自国民から火あぶりにされて死ぬ。何という、運命、悲劇だろうか。(中東 シリア発)
▼「アスマー、信じているわ。あなたの出番なのよ。ただちに戦闘をやめ、話し合いを!。自国民が何千人の殺されている。あなたの夫に言ってください。戦闘をすぐに中止するようにー。これができるのはあなたしかいないわ。夫、アサド大統領に停戦、平和の実現を頼んで下さい…」。
▼こんな呼びかけをする場面がテレビに映し出された。各国の外交官夫人とかで構成されている団体のメッセージだ。世界中で苦しむ人々に手を差し出すボランティア・グループは各種ある。確か、アサド大統領夫人のアスマーさんは、孤児院等の設立、維持に活躍していたが、シリア国内の紛争のため国際舞台から姿が消えていたのだ。
▼シリアの戦闘は様々な勢力が複雑に絡み、聞いても訳が分からなくなるが、多くの国民が政府軍に大量殺戮されている事実は、間違いない。国連軍もやっと派遣された。
▼もう内乱状態ともいえようが、無辜の民の被害を食い止めようと国際社会が援助をしているが、大統領夫人ならば、夫と話し合えるだろう。たとえ、アサド大統領が二代目で独裁主義で周囲の声を聞かなくても、夫人の直言には耳を傾けないか、と考えたのだ。
▼それだけでない。アスマーさんは、今まで国際社会で貧しく恵まれない人々(ことに被災地の子供達)のために、支援活動をリードしてきた人だから、勇気を出して訴えてくれないか。そんな希望を託したのだった…。
▼いうまでもなく、アスマーは、ファースト・ネーム。日本のアズマとは何の関係もない。英国人で夫が眼科医学生としてロンドン留学中い出会い結婚へ。女性や子供の人権のために活動、スピーチも少なくない。その美貌と知性が期待され「砂漠のバラ」といわれた。
▼そんな称賛を裏切るアスマーの沈黙…。デモに対する武力弾圧は容赦なく続いている。中東の平和は遠のく。そしてアスマーの声も。
《女性の物欲と女神》
▼どこの国でも女性の力は強い。表面的には男性がいかつく格好つけるが、大概、力関係はジワリと女が握っている。シリア大統領夫人の場合は、知らないが、アラブの春で自国から逃亡したチュニジアの大統領夫人は、贅沢をきわめ、中東のマリア・アントワネットといわれた。女はいったん、権力を握ると男以上に支配欲が苛烈になるらしい。物欲にも限りがなくなる。自分の身内の登用なんか、当然の如く権力の私物化や乱用に走る。
■そんな例は歴史上、枚挙に暇はないけれども、他方、国を救う女神のような女性も登場し、自らを犠牲にしても世のため、人のために尽す。私心なき女性もいるから、この落差に驚く。前者の例として、フィリピンのマルコス大統領夫人を想い出す。歌手から身を起こし、第一夫人になった人だが、靴やサンダルなどを二千ペアも集めていたとは…。ルーマニア独裁者夫人は、いろんなことを嘘で塗り固めていた。他方では、フランスのジャンヌ・ダルク。祖国の為に戦い、国を救ったのに自国民から火あぶりにされて死ぬ。何という、運命、悲劇だろうか。(中東 シリア発)
posted by 純ちゃん at 17:57| Comment(0)
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2012年04月30日
子供に犠牲が…
《犠牲になる子供達》
▼子供達が犠牲になっている。少年少女を巻き込んだ事件が多い。先日から連鎖反応(?)のように起きる交通事故で幼児が命を落とす。希望いっぱいのピカピカ一年生が殺されると「何と無惨な…」と、居眠り運転に憤懣やる方ない。
▼実際、子供を巡る環境は厳しい。政治や社会の矛盾や無責任をかぶりがちだ。まず無秩序な開発のために自然生態が狂い、地球全体が壊れてきた。行き過ぎた文明は子供達に引き継ぐべき遺産を破壊している。そんなツケを廻される子供達は気の毒だ。「将来は暗い…だから子供を生まない」という意見もあるぐらいだが果たして…。
▼確かに「ただ苦しむ為に生まれてきたのか…」といいたくなる子供受難が海外でも多い。餓死寸前の痩せこけた子供達、銃を持たされた少年兵、売春を強制される少女、まるで「子供奴隷」の群れ、あまりに悲しい。
▼餓死というとアフリカでの旱魃や打ち続く戦争の犠牲者を思い描くが、お隣の北朝鮮でも餓死で栄養失調の幼児は少なくない。
▼アフガンやパキスタンでは「洗脳」されてテロ志願に走り、若い命を自爆させる10代の若者の数が減らないから不思議だ。一方で、家族を支えるために「売春」に駆り出される幼い少女や少年(?)も数多い。往々にして、ヤクにはまり、人身売買され、病死するような運命が待っているのにも拘らず…。
▼いつの時代でも、洋の東西を超えて、苦しむのは、子供達なのだ。大人が招いた貧困や無慈悲な戦争の犠牲になるのは、いたいけな幼い命だ。痩せ細ろえ懸命に何か訴えている様な難民の子供達の残像が消えない。
▼子供の手や足を無理やり折って、障害者にし、観光客に小金をせびらせる母親もいる。日本を含め先進国でも子供にかかわる悲劇に胸が痛むが、国としてどんな豊かな将来を次世代に残したいのか、構想力が問われよう。
《誘拐事件・30年後…》
▼子供の悲劇は米国でも多い。広い大陸だから行政の統治を超えた事件が少なくないのだろうが、「誘拐事件」が多いようだ。「子供が消えた」と警察に訴えるが、なかなか発見されず、死体が思わぬところから出てくる。離婚が多いから、夫婦の愛憎が絡まる子供の奪い合いで蒸発や家出そして誘拐が多いのも事実らしい。途上国みたいな子供の人身売買に絡まる事件ではないようだ。
■先日、ニューヨークのソーホー地区で「コールド・ケース=迷宮事件」が30年ぶりに再捜査が始まったと伝えた。スクールバスに乗るため、少年が一人でバス停に行く途中で消えた事件。当時、あらゆる可能性をシラミ潰しに調べたが未解決。両親はどこにも出かけず、同じ場所、同じ電話番号で、30年間、子供達や目撃者の連絡を待った、諦めずにー。今度こそと再検査に期待している。というのも、バス停の途上にビル地下があり、そこで作業していた男達と仲良しだった様だと分かった。警察もそこで使われたセメントの中味まで調べていなかった。けだし親の一途な思いは、はるか時間を超えている。(ニューヨーク発)
▼子供達が犠牲になっている。少年少女を巻き込んだ事件が多い。先日から連鎖反応(?)のように起きる交通事故で幼児が命を落とす。希望いっぱいのピカピカ一年生が殺されると「何と無惨な…」と、居眠り運転に憤懣やる方ない。
▼実際、子供を巡る環境は厳しい。政治や社会の矛盾や無責任をかぶりがちだ。まず無秩序な開発のために自然生態が狂い、地球全体が壊れてきた。行き過ぎた文明は子供達に引き継ぐべき遺産を破壊している。そんなツケを廻される子供達は気の毒だ。「将来は暗い…だから子供を生まない」という意見もあるぐらいだが果たして…。
▼確かに「ただ苦しむ為に生まれてきたのか…」といいたくなる子供受難が海外でも多い。餓死寸前の痩せこけた子供達、銃を持たされた少年兵、売春を強制される少女、まるで「子供奴隷」の群れ、あまりに悲しい。
▼餓死というとアフリカでの旱魃や打ち続く戦争の犠牲者を思い描くが、お隣の北朝鮮でも餓死で栄養失調の幼児は少なくない。
▼アフガンやパキスタンでは「洗脳」されてテロ志願に走り、若い命を自爆させる10代の若者の数が減らないから不思議だ。一方で、家族を支えるために「売春」に駆り出される幼い少女や少年(?)も数多い。往々にして、ヤクにはまり、人身売買され、病死するような運命が待っているのにも拘らず…。
▼いつの時代でも、洋の東西を超えて、苦しむのは、子供達なのだ。大人が招いた貧困や無慈悲な戦争の犠牲になるのは、いたいけな幼い命だ。痩せ細ろえ懸命に何か訴えている様な難民の子供達の残像が消えない。
▼子供の手や足を無理やり折って、障害者にし、観光客に小金をせびらせる母親もいる。日本を含め先進国でも子供にかかわる悲劇に胸が痛むが、国としてどんな豊かな将来を次世代に残したいのか、構想力が問われよう。
《誘拐事件・30年後…》
▼子供の悲劇は米国でも多い。広い大陸だから行政の統治を超えた事件が少なくないのだろうが、「誘拐事件」が多いようだ。「子供が消えた」と警察に訴えるが、なかなか発見されず、死体が思わぬところから出てくる。離婚が多いから、夫婦の愛憎が絡まる子供の奪い合いで蒸発や家出そして誘拐が多いのも事実らしい。途上国みたいな子供の人身売買に絡まる事件ではないようだ。
■先日、ニューヨークのソーホー地区で「コールド・ケース=迷宮事件」が30年ぶりに再捜査が始まったと伝えた。スクールバスに乗るため、少年が一人でバス停に行く途中で消えた事件。当時、あらゆる可能性をシラミ潰しに調べたが未解決。両親はどこにも出かけず、同じ場所、同じ電話番号で、30年間、子供達や目撃者の連絡を待った、諦めずにー。今度こそと再検査に期待している。というのも、バス停の途上にビル地下があり、そこで作業していた男達と仲良しだった様だと分かった。警察もそこで使われたセメントの中味まで調べていなかった。けだし親の一途な思いは、はるか時間を超えている。(ニューヨーク発)
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2012年04月26日
ミャンマー豹変?
《ミャンマーの謎》
▼ミャンマーは「ビルマの竪琴」という映画で知られるが、この頃は、滅多にビルマとはいわない。もっぱらミャンマーという国名がなぜか、使われる。インドシナ半島の西端に位置し、中国そしてバングラディッシュが北隣だ。映画のせいか、懐しくロマンを感じる国である。
▼そのミャンマーが劇的に変化中だ。凄い勢いで「民主化」の政策を打ち出しているのだ。「どうせ見せかけ、また軍事政権が牙を剥く…警戒を怠ってはならぬ」と、不信感が根強く、その急な妥協、変身振りを本気度を信用してなかった。にもかかわらず、三月の補欠選挙、多数の政治犯の解放等々を大胆に進めるから、米国をはじめ世界の国々が目をまるくし、制裁解除に動き始めた。
▼あれほど強圧的軍事政権の頑迷な軍人が議員になり議会を開催、祖国発展のためとはいえ、外国資本等を導入、投資を呼び込む。
▼なぜかー。一つは、アンサンスーチーの存在だろう。世界中がスーチーさんに注目、まるで悲劇のヒロインか、救国の女神のように報道。そんなメディアを逆活用、国を発展させるカードにしようと考え直したのか。
▼約10年の軟禁生活の間もスーチーさんの支持は陰ることがなかった。ロックスター(?)をはるかに超えた人気と信頼だから…。
▼一時は、北朝鮮と武器援助を受けているとか、水力発電設備等の開発計画を中国に委ねたとか報道されたが、そんな裏取引的な関係を打ち捨て、本気でオープン社会をめざし、西洋側に近づく。そんな動きに応えるように、制裁解除が米国、EU、日本等から次々発表。米国は国務長官のクリントン、英国は首相のキャメロン自ら訪問するほど。
▼日本では早々ローソンが進出を決めたが、他社も続きそうだ。豊かな資源、勤勉な国民性で智慧ある仏教国だ。男のスカート(?)もなぜか落ち着きと懐の深さを感じさせる。
《男のスカート》
▼「スカート」は、女が着こなすものだろうが、世界には、男がスカートを着る民族もある。有名なところででは、スコットランドだろう。祭りなどには必ずといってよいほどチエックのスカートの男達が登場する。あまりしげしげとは見ないことにしている。あの足のけづね(?)が気になる。やはり本来は、女性が身に付けるものだろう。足の美しさ、身体のシルエットが全然違う。スカートは美的にも機能的にも女性に適しているように思う。最近、流行の短か過ぎるスカートは、体を冷やさないか、やや心配だ。女性の身体ことに子宮は温かい方が良いだろうと思うから…。
■世界には、様々な民族衣装があって楽しい。ブータンの若き国王夫妻の衣装は、どこか日本の着物に似ていて親しみを感じた。同じくミャンマーの男性が巻きスカートみたいな衣装を纏って寛ぐ様子や会議イスに座る姿にはどことなく落ち着きを感じた。東南アジアには、衣装など文化面で互いに影響し合った歴史があるようだ。日本と共通性も強いように思う。。 (ラングーン発)
▼ミャンマーは「ビルマの竪琴」という映画で知られるが、この頃は、滅多にビルマとはいわない。もっぱらミャンマーという国名がなぜか、使われる。インドシナ半島の西端に位置し、中国そしてバングラディッシュが北隣だ。映画のせいか、懐しくロマンを感じる国である。
▼そのミャンマーが劇的に変化中だ。凄い勢いで「民主化」の政策を打ち出しているのだ。「どうせ見せかけ、また軍事政権が牙を剥く…警戒を怠ってはならぬ」と、不信感が根強く、その急な妥協、変身振りを本気度を信用してなかった。にもかかわらず、三月の補欠選挙、多数の政治犯の解放等々を大胆に進めるから、米国をはじめ世界の国々が目をまるくし、制裁解除に動き始めた。
▼あれほど強圧的軍事政権の頑迷な軍人が議員になり議会を開催、祖国発展のためとはいえ、外国資本等を導入、投資を呼び込む。
▼なぜかー。一つは、アンサンスーチーの存在だろう。世界中がスーチーさんに注目、まるで悲劇のヒロインか、救国の女神のように報道。そんなメディアを逆活用、国を発展させるカードにしようと考え直したのか。
▼約10年の軟禁生活の間もスーチーさんの支持は陰ることがなかった。ロックスター(?)をはるかに超えた人気と信頼だから…。
▼一時は、北朝鮮と武器援助を受けているとか、水力発電設備等の開発計画を中国に委ねたとか報道されたが、そんな裏取引的な関係を打ち捨て、本気でオープン社会をめざし、西洋側に近づく。そんな動きに応えるように、制裁解除が米国、EU、日本等から次々発表。米国は国務長官のクリントン、英国は首相のキャメロン自ら訪問するほど。
▼日本では早々ローソンが進出を決めたが、他社も続きそうだ。豊かな資源、勤勉な国民性で智慧ある仏教国だ。男のスカート(?)もなぜか落ち着きと懐の深さを感じさせる。
《男のスカート》
▼「スカート」は、女が着こなすものだろうが、世界には、男がスカートを着る民族もある。有名なところででは、スコットランドだろう。祭りなどには必ずといってよいほどチエックのスカートの男達が登場する。あまりしげしげとは見ないことにしている。あの足のけづね(?)が気になる。やはり本来は、女性が身に付けるものだろう。足の美しさ、身体のシルエットが全然違う。スカートは美的にも機能的にも女性に適しているように思う。最近、流行の短か過ぎるスカートは、体を冷やさないか、やや心配だ。女性の身体ことに子宮は温かい方が良いだろうと思うから…。
■世界には、様々な民族衣装があって楽しい。ブータンの若き国王夫妻の衣装は、どこか日本の着物に似ていて親しみを感じた。同じくミャンマーの男性が巻きスカートみたいな衣装を纏って寛ぐ様子や会議イスに座る姿にはどことなく落ち着きを感じた。東南アジアには、衣装など文化面で互いに影響し合った歴史があるようだ。日本と共通性も強いように思う。。 (ラングーン発)
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2012年04月18日
朝鮮半島は火の海に?
《危うい半島》
▼世界の「火薬庫」といえば、中東と朝鮮半島だろう。平和ボケの日本人には危機感があまりないが、朝鮮半島は、いつ戦争になってもおかしくない。微妙で危うい緊張関係の中で戦闘が抑止されているだけだ。事実、南の韓国と北朝鮮は休戦中で法的には戦争状態にあるとされる。
▼すわ!再び朝鮮動乱かと思われたのが、昨年の潜水艦の撃沈事件、48人もの兵士が犠牲になったが、南は国連に訴えるに止まった。「ソウルを火の海にしてやる」との恫喝にも屈せず、民主的統一国家を望む韓国、北と異なり経済発展が凄まじい。社会主義の停滞と自由主義の繁栄…これほど違うのか、と市場経済の活力に再認識する。
▼そんな中、北朝鮮のあらたな不安定要因が、三代目の独裁者の登場だ。先日もミサイル実験で兆発。お騒がせの後の失敗だったが、このまま引き下がるとは考えられない。
▼一部エリートと軍部だけが肥え太り、飢餓寸前の人民が苦しむ。反抗者は収容所行き。拷問粛正だ。北としては、南の富が何としても欲しい。だから軍事力で南を制圧、難民の群れが日本へと流れてくる可能性もあろう。
▼同じ自由主義圏の韓国、さぞかし日本との連携を望んでいると思いきや、敵対、憎悪だ。竹島、慰安婦など過去にこだわる。「ゼッタイ負けたくない」と、家電会社は日本を抜き去り、芸能人は、日本を席巻し、韓流ブームも。留学率や英語力でもはるかに超える。
▼今度、世界銀行トップに選抜されたのが、韓国系米国人。今の国連総長も元韓国外務大臣だ。小さな国なに、世界人事にも強い。ゆるゆる(?)日本人とは、えらい違いだ。
▼そんな韓国人、米国での無差別殺人事件をまた引き起こした。前は有名工科大学で15人今回は7人。半島に住む民族の複雑な心理か、はたまた競争の厳しい格差社会の影か。民族統一へ「火薬庫」はどんな形で暴発するのか。
《民族の悲願は…》
▼分裂国家の定義をよくは知らない。ただ第2次世界大戦後、東西ドイツの統一があり、次は南北朝鮮の統一が期待されたこともあったけれども、そんな気配は最近は全然ない。むしろ中国に支持された北朝鮮が武力で南を狙うのか、それとも、北の自滅後、南の民主化が、北に広がっていくのか。いろんなシナリオが描かれている。北の核兵器開発が加速するならば、米国は北朝鮮を放っておく訳にいかない。朝鮮半島を
舞台に大国中国と米国の代理戦争が勃発するだろう。朝鮮動乱の再来だ。日本は一日も早く自衛隊の国防力を高め、せめて国民の生命財産を守らねばなるまい。
■地政的(?)な分類になるが、大陸国家、半島国家、島国国家があるとすれば、大陸国家は、自分たちが中心で周辺国に対しても態度がでかいようだ。他方、海洋国家島国は、のんびりと平和で争いが少ないようだ。半島は大陸から攻められ、敵味方に分かれて戦うことも多そうだ。心理的に屈折し複雑になるのだろうか。(ソウル 発)
▼世界の「火薬庫」といえば、中東と朝鮮半島だろう。平和ボケの日本人には危機感があまりないが、朝鮮半島は、いつ戦争になってもおかしくない。微妙で危うい緊張関係の中で戦闘が抑止されているだけだ。事実、南の韓国と北朝鮮は休戦中で法的には戦争状態にあるとされる。
▼すわ!再び朝鮮動乱かと思われたのが、昨年の潜水艦の撃沈事件、48人もの兵士が犠牲になったが、南は国連に訴えるに止まった。「ソウルを火の海にしてやる」との恫喝にも屈せず、民主的統一国家を望む韓国、北と異なり経済発展が凄まじい。社会主義の停滞と自由主義の繁栄…これほど違うのか、と市場経済の活力に再認識する。
▼そんな中、北朝鮮のあらたな不安定要因が、三代目の独裁者の登場だ。先日もミサイル実験で兆発。お騒がせの後の失敗だったが、このまま引き下がるとは考えられない。
▼一部エリートと軍部だけが肥え太り、飢餓寸前の人民が苦しむ。反抗者は収容所行き。拷問粛正だ。北としては、南の富が何としても欲しい。だから軍事力で南を制圧、難民の群れが日本へと流れてくる可能性もあろう。
▼同じ自由主義圏の韓国、さぞかし日本との連携を望んでいると思いきや、敵対、憎悪だ。竹島、慰安婦など過去にこだわる。「ゼッタイ負けたくない」と、家電会社は日本を抜き去り、芸能人は、日本を席巻し、韓流ブームも。留学率や英語力でもはるかに超える。
▼今度、世界銀行トップに選抜されたのが、韓国系米国人。今の国連総長も元韓国外務大臣だ。小さな国なに、世界人事にも強い。ゆるゆる(?)日本人とは、えらい違いだ。
▼そんな韓国人、米国での無差別殺人事件をまた引き起こした。前は有名工科大学で15人今回は7人。半島に住む民族の複雑な心理か、はたまた競争の厳しい格差社会の影か。民族統一へ「火薬庫」はどんな形で暴発するのか。
《民族の悲願は…》
▼分裂国家の定義をよくは知らない。ただ第2次世界大戦後、東西ドイツの統一があり、次は南北朝鮮の統一が期待されたこともあったけれども、そんな気配は最近は全然ない。むしろ中国に支持された北朝鮮が武力で南を狙うのか、それとも、北の自滅後、南の民主化が、北に広がっていくのか。いろんなシナリオが描かれている。北の核兵器開発が加速するならば、米国は北朝鮮を放っておく訳にいかない。朝鮮半島を
舞台に大国中国と米国の代理戦争が勃発するだろう。朝鮮動乱の再来だ。日本は一日も早く自衛隊の国防力を高め、せめて国民の生命財産を守らねばなるまい。
■地政的(?)な分類になるが、大陸国家、半島国家、島国国家があるとすれば、大陸国家は、自分たちが中心で周辺国に対しても態度がでかいようだ。他方、海洋国家島国は、のんびりと平和で争いが少ないようだ。半島は大陸から攻められ、敵味方に分かれて戦うことも多そうだ。心理的に屈折し複雑になるのだろうか。(ソウル 発)
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2012年04月12日
差別を許さない & ビン・ラーディンの妻たち
《差別を許さない風土》
▼米国では、「差別撤廃!」がいつも熱い話題になる。最近では「法案提出で女性攻撃…」と共和党員の中絶女性を差別案を問題視。「中絶は女性固有の権利」というのが、民主党や進歩派の見解だが、一方、保守層を支持基盤にもつ共和党は、キリスト教の教えに従い、中絶などを拒否、芽生えた命を勝手に堕胎する自由はない立場だ。
▼そんな「生む自由」を妨害するような「事前超音波検査の義務づけ法案」に対し、「女性差別だ」との批判の一方で中西部の米国は「バイブル・ベルト」、敬虔なクリスチャンが多く、今でも「良妻賢母」が理想で、神から授かった命は人間の自由ではない。
▼民主党大統領、オバマさんは、医療改革で、中絶費用も保険対象にしても良いと演説が、「露骨な女性票を狙い」と批判が続出、議論に火を注いだ格好。保守派も革新系も総選挙を意識して差別問題に神経を尖らせる。
▼「オーガスタ」という名門クラブがあるが、ここ問題が飛び火。未だに女性禁制とは時代錯誤で「男女差別」と激論が沸騰中だ。「多様性」の現れ、「選択」の自由との反論もある。
▼他方、民族差別も結構根強い。制度的には、無いハズでも感情としてうっ積しているのか。「白人が黒人を狙って銃を発射、すでに4人死亡…」この種の記事も後を絶たない。そんな記事が出る度「ヘイト・クライム=憎悪の罪」かどうかを延々と論議する。
▼とにかく「男女平等」が当たり前の米国や西欧。差別や区別は認めない。聞く所のよると、今度のロンドン・オリンピックでは、すべての種目で男女別で競わせる徹底振りだ。
▼どんな職業でも男女の昇進は「平等」だし、比率的に女性が少ないと、是正が叫ばれる。それほど同等比率を当面の目標にして「差別撤廃」を進める。そこで米国大統領候補として最近、ヒラリー・クリントンさんに期待が集まっている。まだ先の1916年の選挙だが。
《ラーディンの妻たち》
▼9・11同時多発テロを仕掛けたアルカイダの首謀者、オサマ・ビン・ラーディンの逃亡生活の一部が明らかになってきた。というのは、三人の妻と四人の子供は、一緒に生活し、転々とパキスタン内を移動していたと一人が語り始めたから。回教徒で一夫多妻。幼い妻もいた。妻というよりは、世話係りで女中的役割だったろう。ただ、米国の特殊部隊に殺された時、妻たちは、ビン・ラーディンの身代わりになろうとした。絆か団結か知らないが忠義心、奉仕の覚悟はハンパでなかった。
■西欧の進歩派からすると、中東でもアフリカでも停滞と混乱の一因は男女差別にあると分析する。女性の地位の低さ、教育を受けていないが故に遅れた生活を強いられている。だから回教徒のしきたり、価値観を何とかしたいと願う。民主主義の価値からはその通りだが、宗教伝統的には、権利とか平等では片づかない文化風土、慈悲とか母性問題があるので、ことはそう簡単でない。単純な平等論では理解が及ばない神の教えによる男女の成り立ちがあるのかも……。(パキスタン発)
▼米国では、「差別撤廃!」がいつも熱い話題になる。最近では「法案提出で女性攻撃…」と共和党員の中絶女性を差別案を問題視。「中絶は女性固有の権利」というのが、民主党や進歩派の見解だが、一方、保守層を支持基盤にもつ共和党は、キリスト教の教えに従い、中絶などを拒否、芽生えた命を勝手に堕胎する自由はない立場だ。
▼そんな「生む自由」を妨害するような「事前超音波検査の義務づけ法案」に対し、「女性差別だ」との批判の一方で中西部の米国は「バイブル・ベルト」、敬虔なクリスチャンが多く、今でも「良妻賢母」が理想で、神から授かった命は人間の自由ではない。
▼民主党大統領、オバマさんは、医療改革で、中絶費用も保険対象にしても良いと演説が、「露骨な女性票を狙い」と批判が続出、議論に火を注いだ格好。保守派も革新系も総選挙を意識して差別問題に神経を尖らせる。
▼「オーガスタ」という名門クラブがあるが、ここ問題が飛び火。未だに女性禁制とは時代錯誤で「男女差別」と激論が沸騰中だ。「多様性」の現れ、「選択」の自由との反論もある。
▼他方、民族差別も結構根強い。制度的には、無いハズでも感情としてうっ積しているのか。「白人が黒人を狙って銃を発射、すでに4人死亡…」この種の記事も後を絶たない。そんな記事が出る度「ヘイト・クライム=憎悪の罪」かどうかを延々と論議する。
▼とにかく「男女平等」が当たり前の米国や西欧。差別や区別は認めない。聞く所のよると、今度のロンドン・オリンピックでは、すべての種目で男女別で競わせる徹底振りだ。
▼どんな職業でも男女の昇進は「平等」だし、比率的に女性が少ないと、是正が叫ばれる。それほど同等比率を当面の目標にして「差別撤廃」を進める。そこで米国大統領候補として最近、ヒラリー・クリントンさんに期待が集まっている。まだ先の1916年の選挙だが。
《ラーディンの妻たち》
▼9・11同時多発テロを仕掛けたアルカイダの首謀者、オサマ・ビン・ラーディンの逃亡生活の一部が明らかになってきた。というのは、三人の妻と四人の子供は、一緒に生活し、転々とパキスタン内を移動していたと一人が語り始めたから。回教徒で一夫多妻。幼い妻もいた。妻というよりは、世話係りで女中的役割だったろう。ただ、米国の特殊部隊に殺された時、妻たちは、ビン・ラーディンの身代わりになろうとした。絆か団結か知らないが忠義心、奉仕の覚悟はハンパでなかった。
■西欧の進歩派からすると、中東でもアフリカでも停滞と混乱の一因は男女差別にあると分析する。女性の地位の低さ、教育を受けていないが故に遅れた生活を強いられている。だから回教徒のしきたり、価値観を何とかしたいと願う。民主主義の価値からはその通りだが、宗教伝統的には、権利とか平等では片づかない文化風土、慈悲とか母性問題があるので、ことはそう簡単でない。単純な平等論では理解が及ばない神の教えによる男女の成り立ちがあるのかも……。(パキスタン発)
posted by 純ちゃん at 11:31| Comment(0)
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2012年04月03日
サッチャー元首相 & 冒険心
《マーガレット・サッチャー》
▼アカデミー賞2部門独占等で世界的話題の映画「マーガレット・サッチャー」を観るため神戸まで出かけた。話題といいながら、姫路で上映しない。ということは実質、人気がもう一つなのかも。例の如く、国外のことより国内、身内の内向きのニュース、物語の方に興味が向く日本では、観客数が伸びないのかも知れない。
▼その理由は、上映がはじまるとすぐに分かる。報道フィルムの連続の中で、サッチャー元首相の記憶と幻影(?)が行きつ戻りつ重なって錯綜するからだ。一つは、元首相がアルツハイマー病の兆候に苦しんでいる事実と政治家としての偉業の数々の落差に耐えねばならない。どんな巨星、救国の女神でも、人としてやがて老いて病んでやがて死ぬ運命、孤独から逃れられない。
▼そんな女として母として、つまり苦悩を抱える弱さ、人間的な側面をも描いてゆく。
▼サッチャー首相といえば、『鉄の女=アイアン・レディ』としてあまりに有名。原理原則に則り、ゼッタイにブレない政治姿勢は今の政治家に学んでほしいリーダー資質だ。
▼そんな鉄の信念は、イギリス病を救い、大英帝国の誇り復活。自由市場、民営化路線は祖国を再生させただけでなく、ソ連を崩壊に導き、冷戦体制を終結、ベルリンの壁をも壊した。一国のみならず、地球をも救う活躍。まさに人類救済の使命を果たした女神だ。
▼実はこの映画、女性監督が着想し、指揮した。女としての悩み、家族関係の軋轢なども描けているが、サッチャーを貶めているようでもある。例えば、彼女は確かに八百屋の娘で一家は常に働き続けたが、敬虔なクリスチャンだ。単なるハングリーではなく、政治にもっと神聖な義務を感じていたと信じる。
▼性格が意固地とか、長期政権で権力の傲り、父親の影響などをあまり強調するより、彼女が仕事で果たした偉大さに素直に学びたい。
《冒険・開拓精神が大切だ》
▼映画監督といえば、ジェームス・キャメロンというユニークな人がいる。タイタニックやアバーターで一躍、有名になった人物だが、この人がまた、面白い企画を仕掛けた。地球には高い所もあれば、低い所もある。一体、海の底はどうなっているのか、どうなっているのか。当然、海の秘境に挑む人がいて良い。ただ海の底だから、潜水艦が必要だし、水圧に耐える装置が必要だ。聞くと、海の底は、山の頂上より深い。フィリピン沖のマリアナ海峡、最深で一万メートルを超えるという。
■先日、その最深の海底に一人旅し、生還したのがキャメロン監督。たくさんの映像を撮影してきたらしいが、生物には遭遇しなかった模様。その勇気、冒険精神に感嘆する。人間は常に新しい未知のフロントをめざすようにできているのか。実際、誰かが未知領域を開拓しなければ、現在の文明もありえない。これからも人類は、山に、海に、宇宙に、病気にあらゆる未知の前線に冒険し、開拓してゆく…新しいものにリ
スクをとっても挑戦する好奇心を失いたくないものだ。(海底より)
▼アカデミー賞2部門独占等で世界的話題の映画「マーガレット・サッチャー」を観るため神戸まで出かけた。話題といいながら、姫路で上映しない。ということは実質、人気がもう一つなのかも。例の如く、国外のことより国内、身内の内向きのニュース、物語の方に興味が向く日本では、観客数が伸びないのかも知れない。
▼その理由は、上映がはじまるとすぐに分かる。報道フィルムの連続の中で、サッチャー元首相の記憶と幻影(?)が行きつ戻りつ重なって錯綜するからだ。一つは、元首相がアルツハイマー病の兆候に苦しんでいる事実と政治家としての偉業の数々の落差に耐えねばならない。どんな巨星、救国の女神でも、人としてやがて老いて病んでやがて死ぬ運命、孤独から逃れられない。
▼そんな女として母として、つまり苦悩を抱える弱さ、人間的な側面をも描いてゆく。
▼サッチャー首相といえば、『鉄の女=アイアン・レディ』としてあまりに有名。原理原則に則り、ゼッタイにブレない政治姿勢は今の政治家に学んでほしいリーダー資質だ。
▼そんな鉄の信念は、イギリス病を救い、大英帝国の誇り復活。自由市場、民営化路線は祖国を再生させただけでなく、ソ連を崩壊に導き、冷戦体制を終結、ベルリンの壁をも壊した。一国のみならず、地球をも救う活躍。まさに人類救済の使命を果たした女神だ。
▼実はこの映画、女性監督が着想し、指揮した。女としての悩み、家族関係の軋轢なども描けているが、サッチャーを貶めているようでもある。例えば、彼女は確かに八百屋の娘で一家は常に働き続けたが、敬虔なクリスチャンだ。単なるハングリーではなく、政治にもっと神聖な義務を感じていたと信じる。
▼性格が意固地とか、長期政権で権力の傲り、父親の影響などをあまり強調するより、彼女が仕事で果たした偉大さに素直に学びたい。
《冒険・開拓精神が大切だ》
▼映画監督といえば、ジェームス・キャメロンというユニークな人がいる。タイタニックやアバーターで一躍、有名になった人物だが、この人がまた、面白い企画を仕掛けた。地球には高い所もあれば、低い所もある。一体、海の底はどうなっているのか、どうなっているのか。当然、海の秘境に挑む人がいて良い。ただ海の底だから、潜水艦が必要だし、水圧に耐える装置が必要だ。聞くと、海の底は、山の頂上より深い。フィリピン沖のマリアナ海峡、最深で一万メートルを超えるという。
■先日、その最深の海底に一人旅し、生還したのがキャメロン監督。たくさんの映像を撮影してきたらしいが、生物には遭遇しなかった模様。その勇気、冒険精神に感嘆する。人間は常に新しい未知のフロントをめざすようにできているのか。実際、誰かが未知領域を開拓しなければ、現在の文明もありえない。これからも人類は、山に、海に、宇宙に、病気にあらゆる未知の前線に冒険し、開拓してゆく…新しいものにリ
スクをとっても挑戦する好奇心を失いたくないものだ。(海底より)
posted by 純ちゃん at 11:10| Comment(2)
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2012年03月27日
貧しさの平等 & 清貧思想
《貧しさの平等を超えて…》
▼「働けど 働けど わが暮らし 楽にならざりき じっと手をみる」こんな短歌に悲哀を感じ、同情する時代があった。石川啄木もプロレタリア運動に共感していた様だ。労働苦役に喘ぐ貧しい人々に我が身を重ねたのだろうか。
▼「現代では貧乏物語はもうない」というのは嘘だろう。あの世界一豊かなアメリカ文明でも貧富の差は激しく、一握りの人々が富を独占、格差はますます広がり、多くの大衆はリッチではないという。そんな不平、不満が「ウオール・ストリートを占拠せよ」というデモになって全米から先進国でのデモになり一時、燃え上がった。
▼一方、食糧危機等で苦しむ人々は各地で病気や飢餓で次々と命を絶つ。また、戦争など混乱が打ち続く中東等では「貧乏の平等化」が進んでいる。最低の生活を維持しつつ、文明に背を向け連帯を強めているようだ。
▼問題は「先進国は悪、富裕層はダメ、リーダーは腐敗する、贅沢は敵だ…」みたいな観念、空気(?)が広がっていることだろう。「環境を破壊して文明を築いてもそれが何になる…貧しくとも、自然回帰した生き方の良い」そんな反開発、反文明ムードが「貧困層の連帯精神」に絡まっていないか。
▼日本でも後ろ向きの気分が蔓延。「原発なんかいらない…進歩より昔の生活維持…」と守りに入る。「もっと消費を!もっと贅沢品を!」と内需振興を叫んでも人々は勤倹貯蓄へ走り、「清貧」を好み、現金を手放さない。他方、デフレで資産価値は目減りばかりする。
▼資本主義は飛行機のように飛び続けねばならないし、便利さを求める文明の発展は、自然開発を伴うので反環境もあり得る。そこはリスクをとって前進せざるを得ない。
▼「貧しさの平等」のような縮小思考や反文明主義を超え成功物語の活気あふれる、進歩、勢いに満ちた、「豊かさの平等」を求めたい。
《経済景気と国民心理》
▼「景気は国民の気持次第だ」そんな意見がある。経済という科学を主観的な気分で分析するなんて…と反論が聞こえてきそうだが、確かに不況脱出には、国民心理が大きく絡まっているようだ。今、日本では、将来に対する不安が広がって購買意欲が低迷、需要が伸びない。誰もが倹約貯蓄に励み、資産目減りを防ぐために現金にしがみつく。リスクをとっての投資なんで飛んでもない。そんな後ろ向き気分が経済を委縮。高級品は売れず、安物がかろうじて売れている状況。ここへきて「清貧思想」が広がって貧しくとも心清く生きれば良いという変な武士道精神が浸透してきた。江戸の三改革ではないが、質素倹約を旨にする気分だ。
■バブル復活までは望むべくもないが、社会全体が活気づき勢いがないと、経済はズルズルと低迷していくようだ。「イケイケどんどん」と高度成長時代が懐しくなるけれど、時代の空気が花見気分だった。それが、「失われた10年とか20年」の金融政策の失敗もあって今だ泥沼を抜け出せないが、方法は一つ、勇気と情熱が満ちるよう国民の意識が変えることだ。だが、それが難しい。
▼「働けど 働けど わが暮らし 楽にならざりき じっと手をみる」こんな短歌に悲哀を感じ、同情する時代があった。石川啄木もプロレタリア運動に共感していた様だ。労働苦役に喘ぐ貧しい人々に我が身を重ねたのだろうか。
▼「現代では貧乏物語はもうない」というのは嘘だろう。あの世界一豊かなアメリカ文明でも貧富の差は激しく、一握りの人々が富を独占、格差はますます広がり、多くの大衆はリッチではないという。そんな不平、不満が「ウオール・ストリートを占拠せよ」というデモになって全米から先進国でのデモになり一時、燃え上がった。
▼一方、食糧危機等で苦しむ人々は各地で病気や飢餓で次々と命を絶つ。また、戦争など混乱が打ち続く中東等では「貧乏の平等化」が進んでいる。最低の生活を維持しつつ、文明に背を向け連帯を強めているようだ。
▼問題は「先進国は悪、富裕層はダメ、リーダーは腐敗する、贅沢は敵だ…」みたいな観念、空気(?)が広がっていることだろう。「環境を破壊して文明を築いてもそれが何になる…貧しくとも、自然回帰した生き方の良い」そんな反開発、反文明ムードが「貧困層の連帯精神」に絡まっていないか。
▼日本でも後ろ向きの気分が蔓延。「原発なんかいらない…進歩より昔の生活維持…」と守りに入る。「もっと消費を!もっと贅沢品を!」と内需振興を叫んでも人々は勤倹貯蓄へ走り、「清貧」を好み、現金を手放さない。他方、デフレで資産価値は目減りばかりする。
▼資本主義は飛行機のように飛び続けねばならないし、便利さを求める文明の発展は、自然開発を伴うので反環境もあり得る。そこはリスクをとって前進せざるを得ない。
▼「貧しさの平等」のような縮小思考や反文明主義を超え成功物語の活気あふれる、進歩、勢いに満ちた、「豊かさの平等」を求めたい。
《経済景気と国民心理》
▼「景気は国民の気持次第だ」そんな意見がある。経済という科学を主観的な気分で分析するなんて…と反論が聞こえてきそうだが、確かに不況脱出には、国民心理が大きく絡まっているようだ。今、日本では、将来に対する不安が広がって購買意欲が低迷、需要が伸びない。誰もが倹約貯蓄に励み、資産目減りを防ぐために現金にしがみつく。リスクをとっての投資なんで飛んでもない。そんな後ろ向き気分が経済を委縮。高級品は売れず、安物がかろうじて売れている状況。ここへきて「清貧思想」が広がって貧しくとも心清く生きれば良いという変な武士道精神が浸透してきた。江戸の三改革ではないが、質素倹約を旨にする気分だ。
■バブル復活までは望むべくもないが、社会全体が活気づき勢いがないと、経済はズルズルと低迷していくようだ。「イケイケどんどん」と高度成長時代が懐しくなるけれど、時代の空気が花見気分だった。それが、「失われた10年とか20年」の金融政策の失敗もあって今だ泥沼を抜け出せないが、方法は一つ、勇気と情熱が満ちるよう国民の意識が変えることだ。だが、それが難しい。
posted by 純ちゃん at 17:11| Comment(0)
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2012年03月20日
反戦・厭戦 & アフガン
▼「米兵が無差別殺戮、アフガン民間人を16人に乱射…」こんな緊急ニュースが流れた。「またか…」と思った。世界中の各地で起こる紛争の数々で無残な殺戮報道みているので正直、最初はそれほど驚かなかったが後に事の深刻さに気付く。
▼「これは大事件に発展しなければよいが…」と心配になってきた。狙撃隊に属する兵士が深夜2時頃に舞台を離れ、カブールの近くの村の家に押入り、幼児を含む家族を次々と殺し、また死体をその場で燃やそうとしたという。狙撃兵一人の犯行というが、複数人で襲ったとの報道もある。
▼民間人を理由もなく殺害することは、国際法違反だし、無辜の民(女性や子供)を殺すとは卑怯きわまりない。「正義」を掲げるアメリカ軍隊には恥ずべき汚点。戦乱地域だから何が起こるか予測もできないが、あまりにも無惨、残酷で申し開きができない。
▼何ヶ月が前には、ビデオ画像の流出があり、死体に小便をかけているシーンが問題になり次にコーラン焼却事件。強烈なイスラム教徒としてはゼッタイ許せない蛮行だ。「アメリカに死を!」と連日、デモが続いている。
▼カーザイ大統領まで「アフガン人民は、二つの悪魔と戦っている…タリバンと米国だ」とまで言った。反米感情を抑制するためとはいえ、ここまで口撃するとは尋常でない。
▼燃え上がる「反米感情」をどう沈静化するか。オバマ大統領、ヒラリー国務長官、パネタ国防長官まで謝罪しても逆効果。そのうち、「何で他国で戦争をするのだ?」という反戦気分が米国内で広がるに違いない。
▼狙撃兵に対し同情の声も出始めている。PTSD(外傷ストレス障害)にかかっていた。イラクでの三度、死線を越え、今度はアフガン前線…。精神的に極度な披露状態だったと。9/11への報復とはいえ、もう消耗戦から引き上げようとの厭戦感情が勢いを得よう。
《戦争の犠牲は酷い…》
▼「アフガンに勝った国はない」といわれている。実は、アレキサンダー大王もアフガンに手を焼いてついには撤退したとか。あのソビエトもアフガンに侵略したが、抵抗するアフガンをついに征服できなかった。そして今度は超大国アメリカ。タリバン、アルカイダを追い出せば、治まるだろうと思われたが、自爆テロに悩む結果にー。もう侵攻以来10年になるが、ますます泥沼化の様相だ。アフガンの山々奥深く逃げ込まれると現代兵器でも攻め切れない。近代化や民主化という価値観が浸透しないし歴史風土は変えようがないようだ。
■そういう意味で戦争というのは、武器ではなく国民・人民の意志が大きく反映するのかも知れない。思い出すのはベトナム戦争だ。化学兵器をはじめ残酷きわまりない枯れ葉作戦にベトコンは耐えに耐えて勝利した例もある。ベトナム戦争でも多くの米兵が精神的障害に苦しんだ。日常生活に適応できないで発狂したり自殺したりした。またそんな苦悩を描いた映画も話題になった。戦争はあまりに多くの犠牲を伴う。平和、抑止力の活用で戦争を避け緊張ある平和を獲ち得たい。
▼「これは大事件に発展しなければよいが…」と心配になってきた。狙撃隊に属する兵士が深夜2時頃に舞台を離れ、カブールの近くの村の家に押入り、幼児を含む家族を次々と殺し、また死体をその場で燃やそうとしたという。狙撃兵一人の犯行というが、複数人で襲ったとの報道もある。
▼民間人を理由もなく殺害することは、国際法違反だし、無辜の民(女性や子供)を殺すとは卑怯きわまりない。「正義」を掲げるアメリカ軍隊には恥ずべき汚点。戦乱地域だから何が起こるか予測もできないが、あまりにも無惨、残酷で申し開きができない。
▼何ヶ月が前には、ビデオ画像の流出があり、死体に小便をかけているシーンが問題になり次にコーラン焼却事件。強烈なイスラム教徒としてはゼッタイ許せない蛮行だ。「アメリカに死を!」と連日、デモが続いている。
▼カーザイ大統領まで「アフガン人民は、二つの悪魔と戦っている…タリバンと米国だ」とまで言った。反米感情を抑制するためとはいえ、ここまで口撃するとは尋常でない。
▼燃え上がる「反米感情」をどう沈静化するか。オバマ大統領、ヒラリー国務長官、パネタ国防長官まで謝罪しても逆効果。そのうち、「何で他国で戦争をするのだ?」という反戦気分が米国内で広がるに違いない。
▼狙撃兵に対し同情の声も出始めている。PTSD(外傷ストレス障害)にかかっていた。イラクでの三度、死線を越え、今度はアフガン前線…。精神的に極度な披露状態だったと。9/11への報復とはいえ、もう消耗戦から引き上げようとの厭戦感情が勢いを得よう。
《戦争の犠牲は酷い…》
▼「アフガンに勝った国はない」といわれている。実は、アレキサンダー大王もアフガンに手を焼いてついには撤退したとか。あのソビエトもアフガンに侵略したが、抵抗するアフガンをついに征服できなかった。そして今度は超大国アメリカ。タリバン、アルカイダを追い出せば、治まるだろうと思われたが、自爆テロに悩む結果にー。もう侵攻以来10年になるが、ますます泥沼化の様相だ。アフガンの山々奥深く逃げ込まれると現代兵器でも攻め切れない。近代化や民主化という価値観が浸透しないし歴史風土は変えようがないようだ。
■そういう意味で戦争というのは、武器ではなく国民・人民の意志が大きく反映するのかも知れない。思い出すのはベトナム戦争だ。化学兵器をはじめ残酷きわまりない枯れ葉作戦にベトコンは耐えに耐えて勝利した例もある。ベトナム戦争でも多くの米兵が精神的障害に苦しんだ。日常生活に適応できないで発狂したり自殺したりした。またそんな苦悩を描いた映画も話題になった。戦争はあまりに多くの犠牲を伴う。平和、抑止力の活用で戦争を避け緊張ある平和を獲ち得たい。
posted by 純ちゃん at 16:05| Comment(0)
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2012年03月13日
3/11の報道から
《3・11の外国報道》
▼「あれから一年…」に覆い尽くされた感がある。「3・11」特集や2万人の人々の魂を追悼イベントの数々。日本だけでない。世界各国で犠牲になった人々を鎮魂し「日本、頑張れ!」と励ましのコンサート等、諸行事が目白押し。それだけ「東日本大地震」は世界中を震撼させたのだろう。
▼実際、「地震の後遺症、津波のド迫力、原子力メルトダウン」が何度も何度もテレビ画像で世界中に流れたとすれば、誰が見ても、「この世の終わり…地球最後の日を描いた映画」を見たようなショック、「日本没?…」の悲惨な状況に思いを致し、、同情と憐愍を重ね合わせたに違いない。
▼また世界中には「憧れの国、日本大好き」が少なくない。いわゆるファン、親日派が意外に多いことの証明にもなった。いわゆるサブカルチャーの漫画、ビデオ等が若者に浸透、日本の美的魅力が広がっているのだ。
▼世界各国のメディアが集中して「3・11」を報道した理由をあげた。が、前提として通信技術の飛躍的発展が背景にある。地球上のニュースがまるで地域の隣保での事件等よりもスピーディで鮮明な画像で報道される。世界が隣や近所になる時代なのだ。
▼高度技術に加え、世界中を飛び現地に急行する記者達の役割も大きい。今回でも外国人記者が何人も東北地方に張り付き密着報道。ジャーナリスト達の縦横の活躍に脱帽だ。
▼さて文化的に魅力があっても政治的には面白くない(?)国といわれる日本。決断しない。責任の所在が分らないとリーダー性を疑問視される。実はこの曖昧さ、主張しない優柔不断が外交的に「敵」なし、存在感のなさが逆に幸いしているともいえようか。
▼「3・11」の外国報道は多くは「これほど秩序正しく忍耐強い民族はいない」という高い評価と「原発とエネルギー源」をどうするか。色んな意味で世界の期待に答えたいものだ。
《災害と人心の乱れ…》
▼正直にいうと「あれから一年…」の各国報道に驚いた。「日本のことをこんなに心配し、応援してくれるのかと胸が熱くなった。また危機管理のあり方など大災害をから学ぼうとする姿勢に感動した。けだし近年の地球には異常気候が頻発するし、周期的な連鎖で何が起こってもおかしくないとの研究もある。それだから原発等にも神経質にならざるを得まい。「水攻め」の次は「火攻め」といわれ、富士山の爆発や東京直下型地震のような恐怖の予言が、なぜか流布している。
■それは「乱の連鎖」でないか。天変地異なども何らかのキッカケからガタガタと崩壊現象に及んでいく。その「引き金」が必ずしも物理的な因果ばかりでなく、意外と社会の不調和とか、戦争とか、人間が引き起こすようだ。歴史を紐解けば、歴史の乱が災害の乱に重なる場合が少なくない。いわゆる人心の乱れ、人々の傲慢が神仏(=自然の秩序)の怒りを招くのだが、実際、便利な物質文明にあぐらをかいて謙虚さや信仰心を欠いた現代人に対する警告、審判が現れ?…。それはあながち迷信、恐怖を煽る世迷い言でないかもと思う。
▼「あれから一年…」に覆い尽くされた感がある。「3・11」特集や2万人の人々の魂を追悼イベントの数々。日本だけでない。世界各国で犠牲になった人々を鎮魂し「日本、頑張れ!」と励ましのコンサート等、諸行事が目白押し。それだけ「東日本大地震」は世界中を震撼させたのだろう。
▼実際、「地震の後遺症、津波のド迫力、原子力メルトダウン」が何度も何度もテレビ画像で世界中に流れたとすれば、誰が見ても、「この世の終わり…地球最後の日を描いた映画」を見たようなショック、「日本没?…」の悲惨な状況に思いを致し、、同情と憐愍を重ね合わせたに違いない。
▼また世界中には「憧れの国、日本大好き」が少なくない。いわゆるファン、親日派が意外に多いことの証明にもなった。いわゆるサブカルチャーの漫画、ビデオ等が若者に浸透、日本の美的魅力が広がっているのだ。
▼世界各国のメディアが集中して「3・11」を報道した理由をあげた。が、前提として通信技術の飛躍的発展が背景にある。地球上のニュースがまるで地域の隣保での事件等よりもスピーディで鮮明な画像で報道される。世界が隣や近所になる時代なのだ。
▼高度技術に加え、世界中を飛び現地に急行する記者達の役割も大きい。今回でも外国人記者が何人も東北地方に張り付き密着報道。ジャーナリスト達の縦横の活躍に脱帽だ。
▼さて文化的に魅力があっても政治的には面白くない(?)国といわれる日本。決断しない。責任の所在が分らないとリーダー性を疑問視される。実はこの曖昧さ、主張しない優柔不断が外交的に「敵」なし、存在感のなさが逆に幸いしているともいえようか。
▼「3・11」の外国報道は多くは「これほど秩序正しく忍耐強い民族はいない」という高い評価と「原発とエネルギー源」をどうするか。色んな意味で世界の期待に答えたいものだ。
《災害と人心の乱れ…》
▼正直にいうと「あれから一年…」の各国報道に驚いた。「日本のことをこんなに心配し、応援してくれるのかと胸が熱くなった。また危機管理のあり方など大災害をから学ぼうとする姿勢に感動した。けだし近年の地球には異常気候が頻発するし、周期的な連鎖で何が起こってもおかしくないとの研究もある。それだから原発等にも神経質にならざるを得まい。「水攻め」の次は「火攻め」といわれ、富士山の爆発や東京直下型地震のような恐怖の予言が、なぜか流布している。
■それは「乱の連鎖」でないか。天変地異なども何らかのキッカケからガタガタと崩壊現象に及んでいく。その「引き金」が必ずしも物理的な因果ばかりでなく、意外と社会の不調和とか、戦争とか、人間が引き起こすようだ。歴史を紐解けば、歴史の乱が災害の乱に重なる場合が少なくない。いわゆる人心の乱れ、人々の傲慢が神仏(=自然の秩序)の怒りを招くのだが、実際、便利な物質文明にあぐらをかいて謙虚さや信仰心を欠いた現代人に対する警告、審判が現れ?…。それはあながち迷信、恐怖を煽る世迷い言でないかもと思う。
posted by 純ちゃん at 12:48| Comment(1)
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